どらなびEXPOステージイベント特別コンテンツ

人事課長によるトークセッション 東京会場

『どらなびEXPO』特設ステージの大人気コンテンツ『人事課長トークセッション』!
今回は『どらなびEXPO2018秋』東京会場のトークセッションの内容をご紹介します。
各社の会社の特徴や、キャリアパスなど、人事課長ならではの観点で切り込みます!バス運転手を目指す皆様、必見です!

今回ご登壇頂いたバス会社様

京王電鉄バスグループ

東京空港交通株式会社

相鉄バス株式会社

東京ヤサカ観光バス株式会社

目次

会社の規模感と、事業内容を教えて下さい。

京王線・中央線周辺を運行エリアとした路線バスを運行しています。バスタ新宿を発着する高速バスも運行しています。事業規模は、従業員数が京王バス全体で約2000名、車両数は900台程度の会社です。
羽田・成田空港でリムジンバスを運行しています。また両空港内でランプバスも運行しています。空港近く、また空港内に営業所があり、車両数はおよそ500両、従業員数は全体で1,020名、うち運行業務に従事している者が850名程度です。
相模鉄道本線の沿線を営業エリアとした路線バス会社です。従業員約600名、車両数は約300両です。グループとしては2017年に100周年を迎えたところです。
東京・埼玉・神奈川に合計4か所の営業所があります。運転手・バスガイド・職員全て合わせて約300名、車両数は157両の貸切バス専門の会社です。

会社の特徴を教えて下さい。

大手旅行会社の仕事が多く、大口団体や修学旅行・遠足等、何台かで走る場合が多くあります。そのため、当社に入社してすぐに一人で仕事を任せることはほとんどなく、先輩の後ろを走ってマスターするまでは安心して教育を受けて頂けます。
「やさしさを乗せて」というコーポレートメッセージを持っておりますので、そのメッセージの通り、親しみややさしさを感じて頂ける会社だと思います。運行するのは相模鉄道の駅から住宅街までの路線が中心となるため、路線の距離が比較的短いのも特徴です。
首都圏で最大規模の航空旅客に特化したバス事業を展開する唯一の会社であり、羽田空港・成田空港の制限区域内でランプバスを運行しているのも当社だけです。また、貸切バスにつきましては、空港会社のスタッフ(クルー)の方々の送迎も多く行っております。
運転手の職名を「営業係」としています。これには、お客様サービスもしっかり行ってほしいという思いが込められています。また、運行管理者は元々営業係だった方が多く、新人の方は運転経験を活かしたアドバイスを日常的に受けられると思います。非常にアットホームな社風であり、クラブ活動も盛んで、野球部・釣り部等趣味の集まりもあり、仕事以外でのつながりも多いと思います。

運転手として入社した後、どのようなキャリアパスがあるのでしょうか。

入社時から正社員としてお迎えし、まずは路線バス担当として活躍して頂きますが、そのあとは大きく3つの道があります。1つ目はそのまま路線バスの乗務員として道を究めること、2つ目は高速バスや貸切バスに乗務することです。高速バスの場合、営業所から離れたところに行きますので、臨機応変な対応等が求められます。3つ目は、運行管理者になることです。運行管理者になったら、営業所で運行管理に従事して頂き、運行調整や新人育成、本社への異動で会社の施策立案に携わる等、幅広いキャリアプランがあります。私が所長だったときには全部で13名所長がいるなかで、半分以上が元運転手でした。
当社の場合、まずは準嘱託社員という身分で経験を積み、最短で1年後に嘱託社員としてステップアップします。更に最短で1年後に正社員登用になります。正社員登用後は、年数回のミーティングに参加して所長を交えて話し合いをしたり、新人教育をしたりする指導乗務員制度があります。その後、運行管理者にステップアップして経験を積んで、所長代理・所長としてマネジメントする側に回る方もいます。実際、所長の後に運行部の次長にステップアップした者もおります。
当社には1班10~20名程度の班制度があるので、キャリアアップとしてはまずは副班長・班長を目指して頂きます。入社から最短1年6ヶ月経つと、副班長・班長へのステップアップの試験を受けて頂けます。その後、運行管理者など営業所内の事務職を目指す道、人事異動で本社勤務となる道、運転手として活躍し続ける道があります。
運転手の中から適性を見て選び、運輸部で働いて頂くこともあります。当社は定年の62歳まで正社員として働いて頂き、その後は嘱託という形で勤務、健康上問題なければ69歳までは観光バスの運転に従事して頂けます。70歳の誕生日からは、運転手としてではなく、車庫内作業や運行管理補助等希望があれば様々な業務を行って頂けますので、高齢者にも優しい企業ではないかなと思います。運転業務の中で特に注目を集めるとして、プロ野球チームの送迎や、皇室・要人関係の仕事もあります。

福利厚生について教えて下さい。

指定公休制として、シーズン中は4週間に6日間・オフシーズンは7日間等といった指定公休制を採っています。時間が不規則で遅くなることに備えて、仮眠室や入浴施設もあります。繁忙期・閑散期の差がありますので、ある週は3日・4日お休みになることもあります。
当社の3営業所全てに食堂があり、リーズナブルな価格で購入頂けます。また健康管理にも力を入れており、年2回の健康診断はもちろんのこと、40歳以上の運転手には脳ドックの実施を推奨しています。今後は心臓など検査対象を広げていく予定です(※2019年1月現在 実施済)。
空港内に当社メインの休憩施設があるため、そこでゆっくりくつろげます。社員食堂はありませんが、空港内に空港職員用の食堂があり、格安で食事を取って頂けます。また、全ての営業所に大浴場または個室シャワーを完備しております。仮眠施設については、現在カプセルベッドの導入を進めており、プライバシーの保護に努めています。
設備としては、路線バスの全営業所に食堂・仮眠室・浴室等の設備を完備しています。福利厚生としては、京王グループ全体の共済組合に入って頂くことで、高額医療の一部補填や冠婚葬祭時の慶弔金、提携宿泊施設利用時の補助等、グループのメリットを活かした制度があります。また、長く働いて頂きたいという思いから、勤続年数に応じて休暇や報奨等を設けています。

女性活躍推進が叫ばれる昨今、女性活躍推進のための取り組みを教えて下さい。

各営業所に女性専用の休憩・宿泊施設を整備しています。処遇は性別に関係なく、実績に基づいて評価しています。女性のリーダーや、高速バス乗務に選抜された方もいます。自治体のコミュニティバスを主に運行する「ミニバス営業係」は、大型一般路線に比べると勤務時間が短い等、家庭と仕事を両立しやすいと思います。
今後5年間で最低でも25名の女性乗務員を採用したいと考えております。現在、羽田空港・成田空港のランプ課には女性を計9名配属し、13メートルの車両を運転して頂いております。今後は貸切・路線等にも配属の場を広げていきたいと考えております。また養成制度は男女ともに活用頂けますので、女性にもご応募頂きたいと思っています。
2016年度末に、出産・育児・介護と仕事との両立支援を目的にプロジェクトチームを発足し、女性活躍推進に取り組んでおります。社内の意識変革という意味で、社内の様々な制度の認知度を上げるために冊子を作り、全社員に配布したこともその活動の1つです。女性用休憩室の改装、カプセルベッドの導入等、ハード面の整備も進めています。
お客様からは、女性運転手のサービスがさわやかで良かったと好評を頂くこともあり、今後も積極的に採用していく予定で、お手洗いや更衣室等の整備は整えております。貸切バスの場合、女性用の部屋を押さえる等宿泊の仕事がネックになりがちですが、女性だからと言って宿泊業務が少なくならないよう、配慮していきたいと思っています。

今後のビジョンを教えて下さい。

2階建てバス、リフト付きバス等新型車両を導入し、新しい時代に対応しながらも、バスガイドが車窓からの景色をご案内するような、伝統的な観光バスの文化を守りつつ事業を進めていきたいと思っております。
当社グループの相模鉄道が、他社路線との相互直通運転を控えており、相模鉄道の電車が都心に乗り入れていくようになります。当社のエリアをいかに選んで頂くかというのがグループの課題でもあり、大きく飛躍するチャンスでもあると考えています。そうした状況の中、当社が相鉄ブランドを象徴する会社ということでイメージアップを図り、「相鉄バスがあるから沿線に住んでみよう」と思って頂けるような会社を目指していこうと考えております。
当社は空港旅客に特化した、首都圏最大のリムジンバスを運行する会社で、路線は1日1300便、年間933万人のお客様にご利用頂いております。空港インフラの一部という社会的貢献度の高い業務で、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、「friendly」という社是を「friendly for all」に進化させ、ソフト・ハード面で全ての方に良質なサービスを提供できるように努めております。ハード面ではリフト付きバスや、空港内のバリアフリー車両であるPBL(パッセンジャー・ボーディング・リフト)車両を導入しており、ソフト面ではサービス介助基礎講習や障がいのある方を講師に招いた心のバリアフリー研修などを行っております。
移り変わりの激しい時代で、社会やお客様の求めるものにしっかりついていく必要があると考えていますが、根底には、「お客様に対して、安全・快適なサービスを提供し続けることが重要」だという思いがあります。それを実現するためには、そのサービスを提供する社員が「この会社で良かった」と思える会社を作っていくことだと思います。人の命を預かるこの仕事は大変です。しかし、利用される方・地域の方にとってはなくてはならない生活の足です。それを支えるのは非常に意義深いと思いますし、私もこの仕事には誇りを持っております。働く方が、「この会社で良かった。お客様に毎日良いサービスを提供しよう」と思えるような会社をこれからも作っていきたいと考えています。

おわりに

人事課長によるトークセッションはいかがでしたでしょうか。
今後も、『どらなびEXPO』では人事担当者のトークセッションを開催し、採用や実際の働き方について質問して参ります。お楽しみに!

一般社団法人 女性バス運転手協会コンテンツ

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