【Merkmalより】常に人手不足! そんな「タクシー・トラック・バス業界」にあえて転職する“メリット”を教えよう

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3月12日 Merkmalより「常に人手不足! そんな「タクシー・トラック・バス業界」にあえて転職する“メリット”を教えよう」

https://merkmal-biz.jp/post/35235

 

トラックドライバーやバス運転手、タクシー運転手といった職業は人手不足となっているが、そのような人手不足業界に、あえて就職・転職を考える人もいる。どのようなメリットがあるのだろうか。

人手不足業界にあえて入ると?

 仕事を選ぶ際、多くの人は、まずは人気業界から探し始めることが多い。人気業界は、報酬水準が高かったり、労働環境が良かったりと、人気があるだけの理由が存在することも確かに多いので、当然であろう。そのため、人気業界の求人倍率は低くなっていて、就職・転職希望者にとっては難関で入りにくくなっていることが多い。

 一方、一般的な人気がそれほどない、人手不足業界では、求人倍率が高く、希望者の何倍もの採用枠があるため、比較的入りやすいことが多い。

 人手不足といえば、トラックドライバーやバス運転手、タクシー運転手といった「自動車運転の職業」が深刻だ。社会に不可欠な職業であるのに、「運転手が足りずにバス減便」「ドライバー不足でタクシーがつかまらない」といった事態がたびたびニュースになる。これらは免許取得の問題はあるものの、条件さえ合えば、比較的、就職・転職しやすい業界といえるだろう。

 そして、そのような人手不足業界に、あえて就職・転職を考える人もいる。キャリアを考える際に、どのようなメリットがそこにはあるのだろうか。

かけがえのない人材として扱われる

 まず、人手不足業界は、人手不足であるがゆえに、個々人を強く求めてくれることがある。仕事をする上でのモチベーションリソースには、知的好奇心や名誉欲などさまざまなものがあるが、日本人は「誰かの役に立ちたい」という貢献欲求を持っている人が多い。つまり、誰かに求められること自体が動機付けにつながるということだ。

 よくドラマや映画などで「おまえの代わりなんていくらでもいるんだよ」と上司に言われる会社員がいるが(今ではパワハラでありえない発言だが)、人手不足業界では「あなたがいなければ、うちは立ち行かない」とかけがえのない人材として迎え入れてくれる。

 次に、会社は、入るには入ったとしても、またその中で競争がある。人気業界は概して能力の高い人も多く、社内での競争が激しい。ところが会社という組織は基本的にピラミッドであり、上に行けば行くほど席は少なくなっていく。人気企業に入ったとしても、良い機会を与えられずに、力を持て余している人がどれほどいるだろう。

 また「仕事が人をつくる」という言葉があるように、人はたくさんの仕事機会を得ることで、能力開発できる可能性が高まる。この点で人手不足の業界はチャンスが多い。逆に、元々の能力は高くとも、良い仕事機会を得ることができなければ、成長は止まってしまうだろう。

全体感のある仕事ができる

 しかも、人手不足業界では、仕事の範囲も広がることが多い。人材が豊富な業界であれば、ひとつの仕事でも多くの人で分業して行うことが多い。分業は、狭いが深く仕事をすることができて、スペシャリスト志向の人にとってはよいこともあるが、「全体感」を持ちにくい。

 一方で、人手不足業界では、人手不足ゆえに、いろいろなことを一人でしなくてはならないことも多い。ところがそれも成長につながる。さまざまな仕事を一人でまとめて行うことで、仕事全体のつながりを見渡しながら仕事ができるからだ。「今、自分がやっている仕事がどんな意味があるのか」を明確に理解しながら仕事をすれば、学ぶことも多い。

 能力開発だけでなく、出世してポストが得られれば、チャンスはさらに広がる。転職市場は、若手市場、課長市場、部長市場、役員市場と、ある程度階層化されており、マネジメント経験がある人が、課長市場以上で転職しやすい。

 ところが、厚生労働省の調査によると、従業員に対する比率は、部長でおおよそ3%、課長で7%と、実はかなり少ない。つまり、課長や部長になれるということは、ビジネスパーソンの中でも、かなり希少なポジションが手に入るということである。そして、さらに言えば、そのポストの市場での転職で、キャリアアップできる可能性も高まる。

逆張りをすれば希少価値に

 このように、人手不足業界で働くことにも、キャリア開発の観点から見れば、メリットはたくさんある。これらのメリットは基本的に、自分の市場価値がどうすれば高まるのかということに関係している。

 そもそも市場価値とは、需要と供給の関係で成り立つものであり、需要に対して供給が少なければ希少価値が生まれ、市場価値が高まっていく。つまり、人手不足の業界という相対的に人が集まってこないところに、逆張りであえて入っていくことで、他の人が得ることができない希少な価値を得ることもできるのだ。大勢が行く道を歩んでいるだけでは、なかなか希少価値を得ることはできない。

 もちろん、人手不足の業界ということは、働く人、一人一人の負荷が大きく、忙しく、労働時間も長いことも多いので、大変な面もあるだろう。たくさんの求人があるのに、なかなか人が集まらないということは、他にも何かデメリットがあるのかもしれない。

 ただ、そのデメリットと、この記事で述べたようなキャリア開発上のメリットを比べた際、中長期ではどちらが自分にとってよいのかを考えれば、人手不足業界への就職・転職というのも、十分に選択肢の中に入るのではないだろうか。

 特に、能力開発の観点から考えると、人手不足業界での経験は大きなメリットがある。冒頭でトラック運送、バス、タクシーの各業界を例に挙げたが、ほかにも歓迎される業界は多い。今の自分の壁を一つ乗り越えたい人にとっては、人手不足業界での仕事はうってつけかもしれない。

※引用

人事コンサルタントの方が、人手不足業界へ転職をする”メリット”をまとめた記事です。バス業界も人手不足として取り上げられています。

人手不足も見方を変えると”メリット”がたくさんありますね!ぜひ転職活動の参考にしてみてください!

取り上げた記事についてご興味のある方はこちらからご覧下さい!

▼常に人手不足! そんな「タクシー・トラック・バス業界」にあえて転職する“メリット”を教えよう

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