乗鞍岳春山バス、25日に運行開始

 高さ十メートルほどの「雪の壁」が楽しめる「乗鞍岳春山バス」が、今年も松本市安曇の乗鞍高原と岐阜県境を結ぶ県道乗鞍岳線で運行される。二十三日の試験運転で安全性が確認されれば二十五日から運行を開始し、六月三十日まで。

 松本市やのりくら観光協会が毎年実施している。乗鞍高原観光センターと位ケ原山荘間の約十五キロを走り、除雪が完了する五月下旬ごろからは、大雪渓・肩の小屋口まで運行経路を拡大する予定。途中で三本滝や各ホテルなどにも停車する。一日四往復する。

 除雪作業を進めており、今年は積雪が多かったため雪の壁は最大で十三メートルほどが見込まれている。

 運賃は大人が往復二千五百円(片道千四百五十円)、小学生以下は半額(未就学児は保護者一人に一人が無料)。

 乗鞍岳春山バスの利用客は増便とともに年々増え、昨シーズンは過去最多の約七千二百人に上った。市の担当者は「雪が珍しい海外の方々の利用増加にも期待したい」と話している。

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20150419/CK2015041902000010.html

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