中国の鉄道車両大手として知られる中国南車が16日、世界で充電時間が最も短く済むという電気バスを発表した。浙江省寧波市で5年以内に1200台の稼動を目指す。現代金報が17日伝えた。
この電気バスは全長が18メートル。人民日報海外版の報道によると、バス停に設置した設備で充電する形で、バス停に到着し、乗客が乗り降りする間に充電が完了。30秒間の充電で5キロメートル以上走行でき、充電にかかる時間は世界の電気バスで最も短いという。42座席で最大150人乗り。最高時速は70キロメートルとなる。
寧波市は16日、発表会に合わせてこのバスの導入について南車と契約を交わした。1200台を調達し、5年以内に市内各地域の路線バスとして徐々に投入していく。まず、全長10.2キロメートルの路線に今年下半期から投入する計画だ。
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