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12月6日 河北新報より「気仙沼線BRT 国内初の自動運転実用化スタート 時速60キロで走行」
https://kahoku.news/articles/20221205khn000036.html
JR東日本は5日、東日本大震災を受けてバス高速輸送システム(BRT)を導入した気仙沼線の一部区間で、自動運転バスの実用化をスタートさせた。最高時速を60キロに設定したバスの自動運転は国内で初めて。
夫婦で旅行中に乗車した東京都の主婦田中潤子さん(77)は「車内で案内はなく、自動運転されているとは気が付かなかった。運転手が運転するのと変わらず安心して乗れた。バスが自動運転できる時代になって驚いている」と話した。
※一部抜粋
自動運転であることを乗客に感じさせないとは、技術の進歩を感じます。現在は専用道での運行となりますが、いずれ一般道を走行する日も来ることと思います。
「自動運転が普及すると、バス運転手の仕事はなくなるのですか?」
バス運転手専門の求人サイトを運営する当社では、バス運転手志望者の方からこんな疑問をお聞きすることがあります。しかし、すぐに全てが完全自動運転に置き換わるわけではありません。
自動運転にはレベル1~5までの定義があり、レベル4以降は運転手は乗務の必要がないと言われています。しかし現在(2022年12月時点)は、ハンドル操作やアクセル・ブレーキなどがシステム制御され、あらかじめ決められた路線を運行し、運転手が必要となる、レベル2~3にとどまっています。走行領域を問わない完全自動運転であるレベル5へとステップアップするには、システムのエラーやトラブル対応、法整備も含めて課題はまだ多くあります。
(参考:https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001485115.pdf)
また、たとえ将来的に自動運転が普及したとしても、そこには新たな職が誕生します。バス運転手の経験は必ず次に繋がるものとなるでしょう。
まずは現在ご自身がお持ちの「バス運転手になりたい」という気持ちを大切にして、バス運転手への転職に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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▼気仙沼線BRT 国内初の自動運転実用化スタート 時速60キロで走行
https://kahoku.news/articles/20221205khn000036.html