女性バス運転手の在籍数と働きやすさは関西トップレベル!「なりたい自分」を叶える 奈良交通の魅力!

奈良交通株式会社

女性バス運転手は珍しい存在ではない

奈良交通が目指すのは、そんな当たり前の世の中です。

お客様を安全に気持ちよく目的地まで運ぶバス運転手という職業において、女性ならではの柔らかな運転や細かな気配りの快適さは、少しずつ世の中に届き始めています。

女性が少ないバス運転手という世界に飛び込むことは、とても勇気のいることだと思います。奈良交通で活躍する約20名の女性バス運転手は、人一倍「運転が好きだ」という気持ちを持って、この業界へ一歩を踏み出してくれました。

女性たちが自分らしく活き活きと活躍できるようサポートすること、バス運転手に挑戦したいと思っている女性に勇気を与えること、それが奈良交通のミッションです。

  • 関西屈指の女性活躍企業!奈良県最大のバス会社「奈良交通」の魅力
  • 「仕事の夢」と「家庭の夢」、どちらも叶うのが奈良交通!
  • 豊富な車両ラインナップと快適な設備で、 大満足の働きやすさ!
  • すべての運転手の活躍を支える研修・ステップアップ制度
  • 「女性活躍が当たり前の会社へ」女性人事担当者からのメッセージ

関西屈指の女性活躍企業!奈良県最大のバス会社「奈良交通」の魅力

会社概要

鹿のマークでお馴染みの奈良交通は、奈良県民なら誰もが一度は利用したことがあるバス会社です。グループ会社のエヌシーバスを含めて、県内に7ヵ所、大阪府と京都府に1ヵ所ずつの営業所を構え、保有するバスは合計で約700台。関西を代表する大手交通系企業の一つと言えます。特に奈良県においては地域交通に深く根ざしています。路線バス・コミュニティバス・観光バス・高速バス・空港リムジンバスなど、様々な運行形態であらゆる交通を支えています。

国も認める奈良交通の「女性の働きやすさ」

奈良交通は、業界の中でもいち早く女性の働きやすさ向上に取り組み始めました。女性のための設備や休暇制度、勤務制度などを取り入れ、現在では約20名の女性バス運転手が活躍しています。

くるみん

「子育てサポート企業」として
2回目の「くるみん」を取得!

「くるみん」は、従業員の子育てを支援するための行動計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業が受けることのできる、厚生労働大臣の認定マークです。

出産や子育てなどのライフイベントによって生活スタイルや働き方が大きく変わる女性にとって、企業からの子育てサポートは不可欠だと奈良交通は考え、様々な休暇制度の導入、乗合バス運転手の所定拘束時間の短縮、貸切バス運転手における完全週休2日制の導入などを行ってきました。

女性バス運転手を応援する休暇制度

  • 生理日の就業が著しく困難な
    女性に対する休暇

    生理日の就業が著しく困難な女性に対して、その請求により休暇を付与。

  • マタニティ休暇

    勤続1年以上の妊娠した運転手およびガイドに対し、その申し出により、マタニティ休暇を付与。対象期間は、妊娠発覚後、産前休暇を取得するまで。

  • 母性保護休暇

    妊産婦から申し出があった場合、母子保護法の規定による保険指導または健康診査を受診するために母性保護休暇を付与。

  • 産前産後休暇

    出産予定の女性に対し、産後8週間を含み産前産後を通じて15週間以内の休暇を付与。また、産後8週間を経過しない女性に関しては、就業させません。

  • 育児休暇

    満1歳未満の子を有する社員に対し、その届け出により育児休暇を付与。期間は、原則、子が1歳になるまで。保育所に入れない等、特別な事情がある時は最長2歳になるまで。

  • 子の看護休暇

    小学校就学の始期に達するまでの子を有する社員が、負傷し、または疾病にかかった子を看護するため、もしくは子に予防接種を受けさせるために請求したときは、その届け出により看護休暇を付与。期間は、養育する子が1人の場合は1年間に5日、2人以上の場合は1年間に10日。半日単位での取得も可。

現場のバス運転手からの声で誕生!
「デイタイム社員」制度

家庭や育児、介護などと両立しながら働きたい方のために、勤務時間の少し短い「デイタイム社員制度」を新設しました!「バス運転手になりたい気持ちはあるけれど、早朝や夜遅い時間の勤務は難しい」という理由で挑戦を諦めていた方も、奈良交通でならバス運転手として活躍できます。

「仕事の夢」と「家庭の夢」、どちらも叶うのが奈良交通!

入社のきっかけを教えてください。

私は学生の頃からずっと奈良育ちです。元々は医療事務の仕事をしていましたが、昔から一番好きだった「運転」を仕事にしたいと思い、今の仕事を選びました。全く違う職業へ挑戦することに不安もありましたが、当時アルバイトをしていたのが、奈良交通がフランチャイズ経営しているレストラン・サンマルクだったので、アルバイトをしながら入社についての相談をすることができ、安心して入社を迎えられました。

入社してから苦労したことはありますか?

バス運転手はお客様の命を預かる仕事なので、入社当時は厳しく指導してもらいました。未経験からの挑戦だったので、思うように運転技術が上達しないこともありました。それでも次第に感覚を身に着けて、苦労を乗り越えたからこそ、責任感を持ってお客様を乗せてバスを走らせられていると思うので、指導してくれた先輩方に感謝しています。

この仕事を長く続けてこられた理由ややりがいについて教えてください。

私にとっては、お客様と仲良くなれることがやりがいの一つです。路線バスや地域のコミュニティバスに乗務していると、毎日乗ってくるお客様とは顔なじみになってきて、「おはよう」や「今日もありがとうね」と声をかけてくれるようになります。また観光バスに乗務していた頃は、2回目以降のご利用から運転手に私を指名してくれたお客様もいました。お客様に支えられ、「また明日も頑張ろう」と思えることが、バス運転手のやりがいです。

今後の目標を教えてください。

奈良交通で運転できる全車種の乗務を制覇することが目標です。運転手の希望を叶えてくれる会社なので、運転技術をもっと磨いてコンプリートを目指したいです。また若手運転手の育成も頑張りたいです。新しく入社されてくる方とは、価値観や経験が違ったりするので、自分が教わったやり方が通用しないこともあり、教えることの難しさを痛感しています。それでも一つ一つ丁寧に指導して、一緒に小さな成功体験を積み重ねていくことで、着実に運転技術は身につきます。若手運転手が一人前になっていく姿を見守ることが、今の楽しみです。

入社のきっかけを教えてください。

奈良交通に入社する前は、出身の奈良県から沖縄の離島に移住して介護福祉士をしていました。元々バイクや車が好きで、いつか大型二種免許を取得したいと思っていて、その頃は離島で仕事が少なく、観光バスの運転手をしようと思ったのがバス運転手を志したきっかけです。大型二種免許を取得するために、奈良交通の教習所に通い、そこで見た奈良交通のバスをいつか運転したいと思いました。当時は子育てのための昼だけの勤務を希望していたので入社ができませんでしたが、その後しばらくしてデイタイム社員制度が新設されたので、入社を決意しました。

夢だった奈良交通のバス運転手になった感想を教えてください。

私が奈良交通のバス運転手になれたのは、デイタイム社員制度が新設されたおかげです。今はコミュニティバスの乗務を担当して、月・水・金曜日のみ9時~16時の勤務をしています。子育てをしながらも夢を叶えられる環境は、とても貴重だと思います。またデイタイム社員でも入社支度金をもらえたこともとても助かっています。入社前に取得していた大型二種免許の取得費用に充てることができました。

今後の目標を教えてください。

自宅から一番近い西大和営業所で勤務すること、大型バスに乗務することが今の目標です。今はデイタイム社員の都合で別の営業所にいますが、子どもがまだ小さいこともあり、できるだけ自宅から近い営業所に通えることが理想です。会社として新しい働き方は常に考えてくれているので、やりたいことを諦めずに頑張り続けたいなと思います。

入社のきっかけを教えてください。

高校を卒業した後、医療事務として働いていましたが、どこか自分に向いていないと感じる部分がありました。その頃から運転が好きで、トラックの運送ドライバーに挑戦し始めました。トラックのドライバーは、毎回違うルートを走りますし、長距離の運転や拘束時間が長いことなど、心身ともに負担が大きい仕事で、決まったルート・時間で乗務できるバス運転手に魅力を感じていました。1年程は転職を悩みましたが、20代のうちに挑戦したいと思い、奈良県で「バスと言えば」の奈良交通に応募することを決めました。

これから大きなライフイベントを迎える20代での挑戦でしたが、
仕事と家庭の両立はできましたか?

私は奈良交通に入社してから、結婚と出産という大きなライフイベントを迎えました。妊娠4ヵ月頃の早い段階から休職させてもらうことができ、休職に入る際にはN運転手から「また帰ってきてね」と優しい言葉をもらったことを覚えています。子どもが生まれてからは、一緒に暮らしている親の協力もあって、1年程で復職することができました。復職してすぐの頃は、月・水・金のみのコミュニティバスの乗務など、家庭と両立できる業務内容にしてくれました。運転感覚を取り戻す意味でも、ウォームアップ期間があったからこそ現場にいち早く戻ってこれたと思います。

今後の目標を教えてください。

大型バスを動かしている女性運転手に「かっこいい!」という想いがあるので、現在担当している路線バスの乗務と兼任する形で、貸切バスにも挑戦したいと思っています。私もまだ子どもが小さいので、貸切専任はなかなか難しいと思いますが、今よりもっとスキルを身に付けて、応援で呼ばれることがあればぜひ挑戦したいと思っています。

豊富な車両ラインナップと快適な設備で、大満足の働きやすさ!

車両紹介

路線バス(小型)

地域のコミュニティバスや観光地の周遊バスなどを
運行しています。

路線バス(中型・大型)

奈良県民の誰もが知る路線バスです。

高速・空港リムジンバス

奈良県内と関西国際空港、大阪(伊丹)空港を
結んで運行します。

観光バス

修学旅行や遠足など、奈良県の観光名地を
巡るのための移動を支えます。

連節バス

2台の連節バスを保有していて、特に技術の優れた運転手が運行します。

設備紹介

「平城営業所」は、連節バス2台を保有し、多くの女性運転手が働く営業所です。実際に在籍しているバス運転手が毎日を過ごす営業所内の設備の様子をご紹介します。

平城営業所は、比較的新しい3階建ての営業所です。1階に執務スペース・点呼場、2階に休憩室・更衣室・ミーティングルーム、3階に仮眠室・シャワールームを備えています。

1階の点呼場です。
出庫時と終業時に運行管理者の元で点呼を行います。担当勤務の確認やアルコールチェック・健康状態の確認などを毎日必ず行うことで、日々の安全運行を支えています。

2階には広々とした食堂スペースがあり、お昼時にはお弁当を持ってくる方や出前を取る方などで、ワイワイと賑わいます。テーブル席とカウンター席があるので、好きなようにゆっくりと過ごせます。

鍵のかかる個室の仮眠室を備えています。男性と女性で部屋が分かれているので、プライバシーの面でも安心です。仮眠室と併設して洗面所も設置されているので、中休みなどには仮眠を取って過ごされる方もいます。

その他にも、鍵付きの女性専用休憩室、研修などを行うミーティングルーム、更衣室、喫煙室なども備えています。男性も女性も気兼ねなく快適に過ごすことができる設備が充実しています。

すべての運転手の活躍を支える研修・ステップアップ制度

初めての仕事は「知ること」!たっぷり3ヵ月間の研修制度

奈良交通に入社された運転手の方には、入社後に約3ヵ月間の研修を用意しています。はじめに一気に詰め込む教育方法ではなく、入社後・配属後・単独乗務開始後と、それぞれの段階で適切な研修を行いますので、着実なスキルと知識の習得ができます。

  • 新入社員研修(約3ヵ月間)

    奈良交通研修センターにて、3~4名の同期入社の方と、座学・運転研修を行います。
    専属指導員が丁寧に、自信が付くまで指導しますのでご安心下さい。

  • 営業所に配属

  • 営業所研修(約2週間)

    路線バスの運転手見習いとして、実車で路線を覚えていきます。

  • 単独乗務開始

  • フォローアップ研修

    配属から6ヵ月後、研修センターにて振り返り研修を行います。入社後だけでなく、 定期的に研修を設け安全に運行を続けられるようサポートします。

路線バスで経験を積んだ後は、
様々なバスへのステップアップも可能です!

研修を終えて初めて担当する車両は、「ポンチョ」という7mの小型路線バスです。小型車両なので、注意が行きとどき比較的運転しやすいうえ、路線バスなので運行ルート決まっているので安心!未経験の方にとっては、運転や接客に慣れやすい乗務です。
小型路線バスで経験を積んだ後は、ご自身の希望やスキルによって、様々な車両に挑戦できます。「男性だから」、「女性だから」といった担当分けは一切なく、男女平等に活躍できる環境です。

ステップアップ

「女性活躍が当たり前の会社へ」女性人事担当者からのメッセージ

女性採用についてのお考えをお聞かせください。

当社に限らずバス業界全体で運転手が不足している今、女性にもバス運転手という世界に飛び込んで来てもらわないと、公共交通を動かし続けるための人手を確保できません。今はまだ女性バス運転手は全国的に少ないですが、お客様の声を聞いていると、女性の細やかな気配りや丁寧な接客・運転は高く評価されていて、バス運転手は女性こそ活躍できる職業ではないかと思います。
女性バス運転手を増やすために、設備などのハードと制度などのソフトの両面から環境整備を行っていますが、大切なのは今活躍してくれている人達の意見に耳を傾けることだと思っています。今在籍している人たちが「良い会社だ」と思えないと、新しい人も入ってきません。外ばかりに目を向けるのではなく、まずは中から働きやすい環境を作っていきたいと思います。

奈良交通に在籍している女性バス運転手が多数参加し交流を行う、女性限定座談会を初開催しました。

女性限定座談会を開催した感想を教えてください。

参加してくれた女性バス運転手の皆さんに、「参加してよかった」と言ってもらえて、まずはホッとしています。職場環境の改善などは、この一度の開催で急激に変わるわけではないですが、まずはこういった会を通して、在籍している女性が意見を発信できる場を作っていく、発信しやすい風土を作っていくことが大切だと思います。人事部として柔軟に新しいことにチャレンジしたり、これまでのやり方に捉われない制度や設備などを形にしたり、それが現場で活躍してくれる女性たちが求めているものと違う方向性にならないように、女性たちが意見発信できる場を今後も定期的に作りたいと思います。

今後はどのような環境改善を目指していきますか?

男性と同じくらい女性が在籍していて、同じように活躍・キャリアアップしていくことが、当たり前な会社を目指したいです。人事部としては、出産や子育てのある女性も活躍できるように、休暇制度や勤務制度を整えてきましたが、これでようやくスタートラインに立てた状態だと思います。そういった制度が浸透して、男女同数で平等に活躍していくためには、「職場の理解」が不可欠ですので、意識改革にも取り組んでいきたいです。