三重交通株式会社

三重交通株式会社

豊富なキャリアプランで長く働ける!

三重県を中心に多くの路線を運行している三重交通は、国内でも有数の規模を誇るバス事業者です。同社は、地元の足となる路線バスから、名古屋はもちろん、東京や大阪、京都行きの高速バスなど、路線バス、高速バス、観光バス、そして送迎バスまでさまざまなタイプのバスを運行している点が大きな特徴です。一般的にバス運転士としてデビューするとまずは路線バスを担当することがほとんどですが、そこから運転スキルを磨くことで高速バスや観光バスへとステップアップしていくことが可能です。ご自身の働き方に合わせて、いろいろな種類のバスに乗務できるのは大きな魅力ではないでしょうか?

今回は三重交通の花形である東京高速バスにこれからステップアップすべく研修を受けている、三重交通伊賀営業所の塚本和也運転士と西森誠二運転士、そしてお二人を指導する運転保安部研修所の間野一氏に、同社のキャリアアップや路線バスと高速バスの違いなどについてお話をお伺いしました。

まず、お二人がなぜバス運転士になられたのか。そのきっかけを教えてください。

私は小学生の時にバスを乗って、バス運転士に憧れを抱くようになったからです。その後、前職を辞めることになった際、バス運転士への憧れが再燃してきまして挑戦してみることにしました。大型二種免許を自分で取得して入社し、それ以来一貫して三重交通でバス運転士をしています。

私は運転が好きだったことと、子どもに自分が大きなバスを運転しているところを見せたいという思いもあってバス運転士を志望しました。

  • お話を伺った三重交通株式会社伊賀営業所の西森誠二さん。
    旅行が趣味で、いろいろなところに行けるバス運転士の仕事が楽しくて仕方ないとのこと。
  • 同じくお話を伺った三重交通株式会社伊賀営業所の塚本和也さん。
    西森さんと同じく東京行きの高速バスの乗務を目指して研修を受けている。

最初は路線バスの運転から始めると思いますが、その後、観光バスに乗務してみたいと思ったら、自分から立候補するのでしょうか?
それとも会社から打診されるのでしょうか?

どちらもあります。私は自分からずっと「観光バスに乗りたい」と会社には伝えており、3年経った時に機会をもらって観光バスに乗務するようになりました。

西森さんにとって観光バスのどういった部分が魅力的なのでしょうか?

やはり小さいころから、大きい車両を運転する観光バスの運転士に憧れていたというのが大きかったです。バス運転士といえば観光バスのイメージがありましたので、ずっと運転してみたいと思っていました。

塚本さんは観光バスの運転士になられたのはどういった経緯があったのでしょうか?

路線バスである程度経験を積んだことで、会社から打診されたのが経緯です。自分の中でも大きい車両を運転してみたい、という気持ちがありましたのでチャレンジすることにしました。

観光バスや高速バスを運転する上で、特に注意する部分を教えてください。

高速道路を走行しますので、スピードが出ている分、危険も多くなります。そのため、できる限り運転に集中し、等速運転を心がけています。また、走行する距離も長いですので、休憩時間はしっかりと休むように意識しています。

西森からもありましたが、やはりスピードが出ていますので車間距離には特に注意しています。高速道路を走行する際は、常に冷静に、焦らないように心がけた運転を意識するようになりました。

お二人を指導する三重交通株式会社運転保安部研修所の間野一さん。指導員兼運転士として20年以上のキャリアを誇る。
お二人を指導する三重交通株式会社運転保安部研修所の間野一さん。
指導員兼運転士として20年以上のキャリアを誇る。

次に指導される立場からお話頂きたいのですが、三重交通さんでは観光バスへのステップアップは希望すれば誰でもなれるのでしょうか?

観光バスに関しては、研修を受ける運転士を研修所に招集し、全社で指導いたします。この研修を受けることができるのは、会社の中でも選ばれた運転士のみです。普段のお客様からの評価なども含まれますので、本人が希望していても、誰でもなれるわけではありませんが、基本に忠実で真面目に勤務してもらっていれば、観光バスへステップアップできる道は用意されています。

路線バスから観光バスへステップアップする際に、特にどういった部分を重点的に指導するのでしょうか?

路線バスの場合「この先揺れますのでご注意ください」とアナウンスするように指導しますが、観光バスは「揺れると分かっていたら揺らすな」と指導します。大きくバスが揺れてしまってお客様が飲み物でもこぼされたら大変です。毎日乗って頂く路線バスと異なり、観光バスは乗って頂くチャンスが一度きりです。ここが路線バスと観光バスの大きな違いであり、まずは、基本的な部分を意識的に教育いたします。

観光バスと路線バスで接客面での違いはありますか?

観光バスは長時間お客様にご乗車いただきますので、お客様から見られている時間や対応する時間も長くなります。ですから、降車時にお客様と向かい合ってご挨拶する機会に、より心のこもった接客を心がけるように指導しています。路線バスは自分の背中越しに車内アナウンスをすることになりますので、それぞれに接客面で違いがあるのも事実です。

さてお二人は観光バスの社内ライセンスはすでにお持ちで、今度は東京行きの高速バスに乗務する研修を受けているわけですが、特に難しく感じるところはどういった部分でしょうか?

やはり夜行が多いことでしょうか。夜の運転は昼間よりさらに集中しなくてはいけませんので、そこは最初は不安を感じました。また、首都高速道路は分岐が多いので、慣れるまでは難しかったですね。

やはり夜行は難しいですね。お客様がお休みになられていますので、いつも以上に気を遣った運転を心がけています。方向指示器を操作する動作ひとつをとっても、大きな音が出ないように注意しています。

お二人が運転士になって良かったと思った瞬間を教えてください。

一度、観光バスで1日ご一緒させて頂いたお客様がいらっしゃったのですが、なんと次の年のツアーでもご一緒させて頂いたのです。私のことを覚えていてくださって「2年連続でありがとう」と御礼を言われまして、とても嬉しかったですね。

私は先ほども申しましたが自分の子どもを乗せて走ってみたい、という夢がありました。路線バスの車両を貸切で、子どもを乗せる機会に恵まれた時は嬉しかったですね。ただ、とても緊張したのを覚えています(笑)。

お二人の今後の目標を教えてください。

無事故を目標に、どんなバスでも乗務できる運転スキルを身に付けたいと思います。

大きな事故を起こさず定年を迎えたいです(笑)。そのためには日頃からの体調管理をしっかりして、万全の状態で乗務に臨みたいと思います。

本日はありがとうございました。

バス業界有数の快適生活がここに!

三重交通は2020年2月に同社名古屋営業所から300mの距離に3階建ての単身寮「楠寮」を新築しました。今回はこのできあがったばかりで、まだ新築の匂いがする楠寮を取材する機会に恵まれましたので、普段見ることができない内部を紹介していきたいと思います。運転士がしっかりと休息することができ、仕事とプライベート両面を充実させることができる仕掛けが満載の楠寮は、特に遠方から三重交通に入社を考えている方にぜひチェックしてもらいたい単身寮です。

  • 三重交通名古屋営業所から300mの位置に2020年2月に新築された楠寮。寮費は5,000円/月と超格安で住むことができる。
  • 楠寮の廊下。各部屋は完全に独立しており、プライベートがしっかりと確保できるようになっている。
  • 部屋の間取りは1Kで、キッチンと部屋は完全に分けられている。寝心地の良さそうなベッドを完備。
  • 部屋には大きなクローゼットを完備。収納があるので、常に部屋をきれいに片付けることができそうだ。
  • キッチンには冷蔵庫とIHクッキングヒーターを完備。新築なのでシンク周りもきれいで気持ち良い。
  • 玄関横には洗濯機も完備している楠寮。入寮にあたってはテレビと電子レンジさえあれば、すぐに生活を始めることができる。
  • 寮内はセキュリティも万全。インターホンは1階入口から映像が届くタイプのものを完備。
  • 部屋には天井から降ろすタイプの物干し用のバーを備え付け。他の寮でも好評だったため、今回も用意されたとのこと。
  • トイレとお風呂は別となっており、間には大きめの洗面台も完備。快適な生活を送ることができそうだ。
  • 楠寮は真ん中が吹き抜けとなっている構造なので、どの部屋も日当たりが良く、明るく快適な空間が広がっている。